2020/09/23 (水)

<スペシャルインタビュー Vol.33>柔道整復師・鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師 村松剛 先生

インタビュー

CobraXion Tapeを愛用してくださっている皆さんに、出会い、身体の変化や体感、おすすめの貼り方など伺います。


– 柔道整復師・鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師 村松剛 先生 –

「はりきゅう・整骨院 三玄堂(横浜市戸塚区)」院長。
高校でアメリカンフットボールを始め、31 歳で引退するまでの間で多くの怪我 をした経験から、身体のケアや人体構造に強い興味を抱く。
大学卒業後、都内 鍼灸整骨院に入社。大学のアメリカンフットボール部トレーナーを10年以上務め、2011年に独立し現在の整骨院を開業。
「できないをできるに変える、100年使えるカラダ作り」をコンセプトに、トレーナー経験を活かしながら、整体・トレーニング・鍼灸など、クライアント一人ひとりのニーズに合わせた施術を行なう。
(一社)疲労回復協 会認定インストラクターとして、技術指導なども行なう。

■はりきゅう・整骨院 三玄堂
https://sangen-do.com/


神経伝達や血流にも反応を起こす。治療から日常の体ケアまで使えるCobraXion Tape


【施術を再現できる、効果を持続させるテーピング】
5年ほど前、初めてCobraXion Tapeを見た時はビックリしました。
丸い形のテーピングがあるなんて、そんな発想すらありませんでしたからね。
そして、CobraXion Tapeには、施術の手技を再現できる、施術後の体の良い状態を維持するのに役立つと思ったんです。
貼ってすぐに変化を感じられるので、CobraXion Tapeの良さや意味を患者さんに伝えやすいんですよね。
見た目もオシャレで、スポーツをしている子どもたちは、好きな色を選んで貼って、ちょっと自慢気に(笑)喜んで帰ります。

【神経にも刺激を与える!?体のバランスに重要な3つの首と相性抜群】
肩の可動域を広げるために手首を調整する手技があり、CobraXion Tapeでも再現できないかと考え、手首へのアプローチ方法をいろいろ試しました。
腕には、首から手首まで繋がる大きな3本の神経と血管が通っているのですが、手首にCobraXion Tapeを貼って、皮膚が持ち上がることで神経を刺激、さらに血流を促進することで肩の可動域が広がっていると考えています。
体の末端を刺激することで、腕全体にストレッチがかかり、皮膚の滑走(皮膚の動き・滑り)が良くなることで、効果を感じやすいんだと思います。

また、もともと手首は体のバランスを取るのに重要な部位ということもあり、手首にCobraXion Tapeを貼って筋力チェックをすると、しっかり力が入るという結果も出ています。
手首と同様に、足首も体のバランスにはとても重要な部位。アキレス腱と距骨(足首・前側の骨)を包み込むように貼ると、下半身全体の神経に刺激を与え、体を整えてくれます。
教科書を読んだり、施術の流れと比較したり…角度や貼り方を試行錯誤し、足先を少し開いた状態でアキレス腱にCobraXion Tapeを貼ることがベストという結果にたどり着きました。
「バランスを整える」という視点に立つと、首、足首、手首の順番で貼って、バランスを整えるのがおすすめですね。

【怪我の治療にもCobraXion Tape。炎症物質の排出にも力を発揮】
皮膚の滑走が良くなるということは、炎症物質も輩出されやすくなります。例えば捻挫をした時、トレーナーは腫れが早く引くように患部を引っ張ったり摘まんだりマッサージしてから、アイシングをします。
CobraXion Tapeなら、貼るだけで皮膚を刺激してくれるので、マッサージとアイシングが同時にできるんですよね。
捻挫の場合は、怪我をした直後からリハビリまで、どの段階でもとても役立ちます。
また、他のテーピ ングだと貼る技術が必要ですが、CobraXion Tapeは皮膚に置いてしっかり密着させるだけ、セルフケアとして使いやすいのも嬉しいですね。
医院の患者さん、子どもの場合は親御さんには、動画を撮ってもらって、その映像を見て復習しながら自宅で貼ってもらっています。
専門知識がなくても簡単に貼れるため、変化を感じられた方の中には、「ネットで買いました!」と、継続して使っている方もいらっしゃいます。

【テーピングでツボを刺激。まるで針治療のような効果が得られる!?】
皮膚への刺激という意味では、ツボにCobraXion Tape丸1個分を貼ることで、針治療に近い効果が得られるとも考えています。
東洋医学的には、ツボは 皮膚の表面にあるとされていて、針も奥深くに刺しているのではなく、皮膚の表面に刺して刺激をしています。
つまり、ツボの位置を確認してCobraXion Tapeを貼れば、皮膚に刺激を与えることができる、寝ている間にもケアができるということになります。(写真は、腰痛に効くツボ。内くるぶしの下とかかとの間)

【コロナ渦。自律神経の乱れ、浅くなった呼吸にもCobraXion Tapeを】
新型コロナウイルス感染症の拡大により、生活環境が大きく変わり、いつもと違うストレスを抱えている方、眠れない、頭痛がするといった不調を訴えられる方は増えています。
多くの場合は、自律神経の乱れが影響して呼吸が浅くなっているため、施術の後に喉ぼとけと首の太い筋肉の間、舌骨側から鎖骨側に向かってCobraXion Tapeを貼ります。
すると、呼吸がラクになって落ち着いてくるはずです。
他にも、PCやスマホの操作時間が長くなり、無意識のうちに猫背になったり、疲れがたまりやすくなったり…。良い姿勢を維持するために、背中やお腹にCobraXion Tapeを貼ってみるのも良いですね。
姿勢が崩れると皮膚が引っ張られるので、違和感を覚え、姿勢に意識が向き自然と正すようになります。
スポーツやフィットネス、治療の時だけでなく、毎日の体調管理にも簡単に使えるCobraXion Tapeは、本当に重宝していますし、大切な存在です。