2018/08/10 (金)

<スペシャルインタビュー Vol.23> トライアスリート 稲田弘さん

インタビュー

CobraXion Tapeを愛用してくださっている皆さんに、出会いや身体の変化や体感、おすすめの貼り方など伺います。
2018年のインタビューでは、アスリートやトレーナーとして活動するうえで大切にしていること、身体ケアやトレーニングへの考え方なども伺います。


トライアスリート 稲田弘さん

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1932年11月生まれ、85歳。
60歳から水泳、69歳でバイク、70歳でトライアスロンを始める。
2013年、80歳の時にハワイで開催された、世界屈指のトライアスロン・レース「Ironman Hawaii World Championship*」に初出場し完走。
現在も最高齢のトライアスリートとして、国内外さまざまなトライアスロン大会に出場している。

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*Ironman Hawaii World Championshipは、トライアスロン競技大会。
世界各地で開かれるアイアンマン・トライアスロン大会 (en:Ironman Triathlon)に参加し、出場資格を得た選手のみが大会へ参加できる。
ハワイで開催されるのは、アイアンマン・ディスタンスで、その距離はスイム3.8km・バイク180km・ラン42.195kmのトータル約226km。
制限時間は17時間と定められている、過酷なレース。

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《85歳の現役トライアスリートもびっくり!?大会前夜の窮地を救った「魔法のテープ」》

【たくさんの人に支えられて。世界も注目する最高齢のトライアスリート】

 もともと身体を動かすのが好きで、健康維持がきっかけ。
ランとスイムは経験があったので、バイクの練習をしているうちに、どんどん楽しくなって、70歳の時にトライアスロンをはじめ、すっかりはまってしまったんです。

最初の頃は、すべて自己流。ひとりでトレーニングをしていましたが、いまは、「稲毛インターナショナルトライアスロンクラブ(千葉)」の皆さんと練習したり、「つだぬま はりきゅう整骨院」の春日秀友先生に、トレーニングを指導してもらったり、身体のケアをしてもらったり。
たくさんの人にサポートしてもらいながら、毎日練習して、いろんな大会に出場させてもらってます。

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【大会前日にまさかのギックリ腰。出場を諦めかけた時の救世主】

 救急車で運ばれるぐらいの怪我もしたし、肉離れもしょっちゅうやっているけど、テーピングは、ほとんど使ったことない。

貼ってもらって、「すごいじゃん!」って思ったのは、CobraXion Tape。
でも、最初は何がなんだか分からなかったんです(笑)

2013年10月に開催された、Ironman Hawaii World Championship。
大会の前夜、ギックリ腰になって動けなくなってしまったんです。
もう、本当にどうしようかと思って…いろんな人から期待していただき、応援やサポートをもらっていたのに、どうやって大会を棄権しようかって考えていました。

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 そんな時、別の出場者に帯同していた春日先生を紹介してもらい、針治療やマッサージ、そして“何か”を腰に貼ってもらったんです。
すると、まぁ本当にびっくりして。
翌朝には何事もなかったように身体が動く。

レース直前にもケアをしてもらい、春日先生が“何か”を貼ってくれたんですが、普通に海も泳げて、バイクも漕げて、走ることができて、無事にゴールすることができました。

いつもの状態、いや…いつもよりも調子が良かった気がしますね。
いつもスイム中は、3回ぐらい足がつるのですが、それもなくて。

 だけど、レースが終わり帰国し、“何か”をはずした翌日からまた痛くなって、1週間ぐらいは通院していました。
この貼ってもらった“何か” が、CobraXion Tapeだったんだよ。
後で知りました(笑)。

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【海の中でも剥がれない CobraXion Tape。まさに魔法のテープ】

 CobraXion Tapeが、どれだけ肌にピタッと貼りついていたかを実感し、その凄さを改めて体感したのは、別の大会の時。

身体の広い範囲に不調があったので、別のテーピングを貼ってもらったのですが、泳いでいる最中に異変が…。
脚に海藻でも絡みついているのか?と思って見たら、テーピングが剥がれていた。
前は剥がれなかったのに、なんで?と。

そう、CobraXion Tape だったから、剥がれなかったんだと。
私にとって、CobraXion Tape は救世主。
窮地を救ってくれた神の手だよ。凄いよね、まさに魔法のテープだよ。

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【過酷なレースを完走するための食生活とトレーニング】

 朝は野菜スープ。身体に良いと言われる野菜をたくさんと、にんにく、生姜、すり胡麻などをスープに入れて、 大きな鍋2つ分に作っています。

最近は、栄養士さんに豚肉を摂るように言われたので、豚肉なんかも食べる。
あとは、リンゴとバナナ、そして春日先生に勧められた、亜麻仁油やマグネシウムなども摂るようにしている。

昼は練習中なので、外ですませることが多いですが、豚肉と麦ごはんとか、しっかり食べる。
若い子たちと練習するので、一緒になって食べていますよ(笑)。

夜は、自分の好きなものを食べる。
カルシウムたっぷりのめざし、発酵食品のキムチや納豆、そして、豆腐、山芋、油揚げ、ワカメ、しじみなどを入れた、特製の具だくさん味噌汁、玄米ご飯。
エネルギー補給、疲労回復のためにすごく大切だし、とにかく食事には気を配っている。
良いと勧められたものは、とりあえず取り入れてみるね。

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 トレーニングも、春日先生に特別にみてもらっているんだけど、とにかく歳だからね。
ほっといたら弱っていく。
進化はしなくても、せめて維持できるように、退化しないようにと、そんな感じでトレーニングしています。
あとは、無理はしない。自分のペースでやりますね。

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【最高齢記録を出し続ける。目標は10月に開催されるハワイのアイアンマン】

 本当にたくさんの人が応援してくれる。
最初はひとりだったけど、今はたくさんの人にサポートしてもらって練習したり大会に参加できたりしている。
だから、その人たちの期待に応えらえるように、これからも練習する。

8月には合宿もあるし、10月には、「Ironman Hawaii World Championship」に出る。
まだまだ挑戦し続けたいね。

 

 「つだぬま はりきゅう整骨院」の春日秀友先生

 稲田さんの身体ケアやトレーニングを見させてもらうようになって、5年弱ぐらいですが、本当に85歳とは思えないです。
若い子たち、プロの選手と同じトレーニングをするんです。
スピードは遅く、時間はかかっても、同じ量ができる。
信じられないですよね。

僕が、特に意識していることは、疲れを溜めないこと。
針治療をしたり、マッサージで筋肉ケア、内臓の働きをケアしたり。最近は、体幹やバランストレーニングを取り入れています。

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 CobraXion Tape はとても魅力的ですが、日常的にではなく、必要な時に、必要な用途で使用しています。
稲田さんの場合は、腰や膝など、違和感がある時、痛みがある時に貼っています。

人の身体は丸みを帯びているので、丸い形の CobraXion Tapeを自然に身体が受け入れて、肌に密着して剥がれないのは、凄く理にかなっていると
思いますね。

■つだぬま はりきゅう整骨院
http://www.tsudanuma-hari.com/

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(左) 春日秀友さん (右) 稲田弘さん