2018/07/10 (火)

<スペシャルインタビュー Vol.22> トレーナー 野島 賢さん

インタビュー

CobraXion Tapeを愛用してくださっている皆さんに、出会いや身体の変化や体感、おすすめの貼り方など伺います。
2018年のインタビューでは、アスリートやトレーナーとして活動するうえで大切にしていること、身体ケアやトレーニングへの考え方なども伺います。


トレーナー 野島 賢さん

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ボディビル大会、ベストボディジャパン、メンズフィジークの国際大会へ出場し、入賞経験多数。
さまざまな経験から、「魅せる」をコンセプトとした、独自のトレーニング理論を確立し、2015年にパーソナルトレーニングジム「Kenz」を設立。
現在は、赤坂、新宿、渋谷、表参道の4店舗を運営。
Kenz代表トレーナーとして活動し、メディアからも注目を集めている。

■Kenz公式サイト
https://www.kenz-gym.com/

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《単純なサポート力は不要。CobraXion Tapeの抑制力と促進力で正しい動きを身に付ける》

【はじまりは、「北斗の拳」の肩パット!?オシャレを追求】

 怪我をしている、痛々しそうに見える、オシャレじゃない…。
テーピングに対して、こんなイメージを持っていたので、痛みがあっても、怪我をしていても、貼るのが嫌だったんです。

 2015年6月にCobraXion Tapeを知って、「こんなにカラフルで、かっこ良いデザインは見たことない!」と衝撃的でした。

僕の定番は、この肩。

北斗の拳が大好きで、肩パットみたいじゃないですか (笑)。
でも、見た目って凄く大事なので、かっこ良さは追求しますね(笑)。
ジムのお客様も、オシャレな方、ウェアにもこだわる方が多いので、「今日は赤のウェアだから、CobraXion TapeはBLACKにしましょう」と、提案しています。

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 デザインだけでなく、貼ってすぐに、肩の可動域が広がったのを感じました。
きちんとエビデンスがあるわけではないですが…確かに、CobraXion Tapeに引っ張られて皮膚が浮いている、肌がつねられているような状態になる。
皮膚と筋肉の間に隙間ができて血流が良くなって、その結果、トレーニング後の回復力が向上したんだと。
“なるほどなっ”て、思いました。
可動域が広がったことで、ベンチプレスの出力がすぐにあがったんです。
なんとなく疲れも残りにくい気がして、とにかく、自分の身体に良い変化があったので、積極的に貼るようになりました。

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【癖を治す!?抑制と促進で、筋肉の正しい動かし方を理解する】

 いろいろ試す中で、辿り着いたことがあります。
CobraXion Tapeは、動きをスムーズにする、筋をサポートするだけでなく、貼り方を工夫することで、関節の動きを抑制したり、促進したり、調整することができるんだと。
自分の身体に染み付いている動きの“癖”を知るためには、骨頭、球関節がどう動き、筋肉がどのように伸縮しているかを知ることが大切です。
でも、なかなか言葉だけで伝え、理解することは難しい。

そこで、CobraXion Tapeの出番です。
CobraXion Tapeを、筋肉の収縮に対して伸展位で貼ると、動かす方向に癖が出る、つまり間違った動きをすると、皮膚が引っ張られて突っ張るのため、“正しい動き”というのを見た目でも感覚でも把握でき、正しい動きを意識することができます。

 CobraXion Tape は、あくまでも表層筋へのアプローチなので、深層筋の誘導は僕たちトレーナーがサポートするイメージですね。
ただ単純にサポートするだけでなく、“正しい動き”を理解し、身に付けるためにCobraXion Tapeを使っています。

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【痛みや違和感の原因を突き止め、その部位に貼る。怪我予防にCobraXion Tape】

 ジムのお客様には、肩や膝にCobraXion Tapeを貼ることが多く、違和感がある場合は、トレーニング前に予防目的で使っています。
怪我をしてからのケア、不具合が起きてからの処置では、遅いですからね。
予防のために使う場合は、痛みが出る部位ではなく、痛みの原因と考えらえる部位を見極めて貼ります。

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例えば、トレーニングで痛みが出やすい膝。
屈伸した時に、無意識のうちに内旋している、膝が内側に入っている方が多く、膝にCobraXion Tapeを貼るのではなく、外旋位に動かす意識ができるように、股関節の外側に貼ります。
なかなか、文字にするのは難しいですよね(笑)。
繰り返しになりますが、大切なのは、痛みがある部位に、その痛みをかばうように貼るのではなく、動きの癖を見ながら、原因を見極め、適正な部位に貼ることです。

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 CobraXion Tape はオシャレでカッコいい、今っぽく言うとインスタ映えもするので、予防という意味では、とても使いやすいですよね。

いろんな可能性があるテーピングだと想っています。

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撮影協力:パーソナルトレーニングジムKenz